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理学療法士の離職理由TOP5|辞めたくなる前に知っておきたい対処法

こんにちは!
理学療法士として働くみなさん、本当にお疲れさまです。

この記事を書いているヒロと申します。

同じ医療現場で働く仲間として、あなたの悩み…すごくよくわかります。


「この仕事、あと何年続けられるんだろう…」
「今の職場、ちょっとしんどいな…」
「相談できる人もいない…」

そんなふうに感じたこと、一度はありませんか?

実は、理学療法士の離職率は10〜15%と決して低くありません。
厚生労働省の調査では、若手PTの離職も目立っているんです。

でも

その「辞めたい気持ち」、あなたのせいじゃないんです。

それ、多くが業界全体の構造的な問題なんです。

今回はそんな“辞めたくなる理由TOP5”と、そのリアルな対処法を紹介します。
現場の声もたっぷり交えながら、一緒に考えていきましょう!

目次

第5位:将来が不安すぎる…

「このままでいいのかな…」
夜中にモヤモヤするPT、多いんです。

不安の正体は?

PTの急増 →「競争が激化してる…」

体力面の限界 →「60歳まで現場はキツい…」

キャリアの道が不透明

診療報酬改定による業界の不安定さ


現場の声:

「5年目PTです。同期はすでに何人か転職…。
将来が不安で、モチベーションも下がってきました」(20代後半・急性期)


対処法はこちら!

専門性を深める戦略
・認定PT・専門PTで「替えのきかないPT」に
・学会発表、論文でキャリアの柱をつくる
・海外研修で視野を広げる

キャリアの多様化
・教育分野:実習指導や講師
・研究分野:大学院・企業での開発
・企業/起業:介護予防や健康事業

複数の収入源を確保
・副業(ライター/講師/YouTubeなど)
・資産運用やスキルの掛け合わせ(PT×ITなど)


「現場だけが道じゃない」こと、知っておいて損はないです!


第4位:労働環境がキツすぎる…

「人足りない」「休めない」「定時で帰れない」
よく聞く話ですよね。


ありがちな職場あるある

慢性的な人手不足

定時後のサービス残業(カルテ、勉強会準備など)

有給が取りにくい空気

感染対策が増えたストレス

設備が古くて働きにくい


現場の声:

「毎日20人以上対応。昼休みもカルテ記載…。
人と向き合いたいのに、余裕がない」(20代後半・急性期)


対処法はこちら!

職場環境をよくする行動
・会議や面談で“改善案”をしっかり伝える
・電子カルテなど、効率化を提案
・チームで支え合う関係をつくる

自分でできる工夫
・時間管理の技術を身につける
・ストレス対策を習慣化(運動・趣味・睡眠)
・食事・運動など「健康管理」は最優先

転職も現実的な手段
・面接で“環境”をよく見極める
・エージェントに相談して比較検討
・副業からスタートして、無理のない切り替えもアリ


爆発する前に「ちょっと距離を取る」こと、大切です。


第3位:やりがいを感じない…

「毎日が作業みたいで…」
そんな“空虚感”を抱えているPT、実は多いんです。


やりがいを失う理由

毎日同じ訓練ばかり

書類やカルテに追われて会話が減る

慢性期で成果が見えづらい

他職種に埋もれ、役割があいまいに


現場の声:

「PTというより“話し相手”みたいで、自分の仕事に迷いが出てきました」(30代前半・訪問)


対処法はこちら!

学びと刺激を取り入れる
・研修や学会で新しい知見を得る
・違う領域(病院⇔施設)でリフレッシュ
・症例検討で仲間と議論して視野を広げる

患者さんとの向き合い方を見直す
・「ありがとう」にちゃんと気づく
・小さな変化に喜びを感じる
・ご家族との関係も“やりがい”の一部!

専門性を高める挑戦を
・学生指導や発表など、自分の知識を外に出す
・得意分野に特化して差別化
・院内プロジェクトに手を挙げる


やりがいは、“つくるもの”。小さな変化が希望になります。


第2位:人間関係がつらい…

「顔を見るだけでストレス…」
そんなことありませんか?


よくあるパターン

厳しすぎる上司

嫉妬や陰口の多い同僚

他職種(医師・看護師)との対立

モラハラ・パワハラ

クレーム多い患者・家族との関係


現場の声:

「上司に毎回怒鳴られて…
でも他を知らないから我慢しています」(20代後半・回復期)


対処法はこちら!

スキルで関係改善
・“言いたいことを言える”アサーション
・小さな「ありがとう」の積み重ね
・表情・声のトーンにも意識を向けてみる

行動で変える
・1対1で冷静に話す場を設ける
・信頼できる上司・同僚に介入してもらう
・チーム活動で関係性を深める

自分の心を守る
・趣味や息抜きは「必須」!
・つらい状況は記録(証拠)として残す
・外部機関(労基署など)にも相談OK

環境を変える選択肢も
・部署異動でストレス軽減できる場合も
・“人間関係重視”で職場探しする転職活動


人間関係=「耐える」じゃない。改善か、距離を取るか、選べます。


第1位:やっぱり…給料!

「がんばっても、これだけ…?」
これが一番多い声です。


こんな悩みありませんか?

看護師や他職種と比べて安い

昇給がわずか…夢が持てない

住宅ローンや家族の生活に不安

地方と都市で年収差が大きい


現場の声:

「子どもが生まれてから、家計が限界…。
でもPTとしての誇りは手放したくない」(30代・総合病院)


対処法はこちら!

今の職場でできること
・資格取得で手当UP(認定PT・ケアマネなど)
・管理職を目指すための学びを始める
・“成果”を数字でアピール

副業・兼業もアリ!
・講師やセミナー登壇
・ライター、監修、教材販売
・オンラインPTサロン運営
・健康アドバイザーなど企業と連携

転職で年収アップを狙うなら
・訪問リハ:インセンティブで収入大幅UP
・老健:管理職登用あり
・企業・自費リハ:高単価でやりがいも◎


お金は“現実”です。キャリアを捨てずに収入を増やす道もあります!


最後に伝えたいこと


辞めたい気持ちは、悪くない!

  • 本気で自分の人生を考えている証拠です
  • ただ「なんとなく辞める」ではなく
     “なぜ”辞めたいのか?を整理しましょう

行動のステップ

Step1:誰かに相談する
・信頼できる同僚、上司、家族
・転職エージェントやキャリア相談も有効

Step2:選択肢を知る
・臨床・教育・企業・フリーランス…多様な道
・副業や研修で“試してから決める”のも◎

Step3:自分に合った道を描く
・5年後、10年後、どんな生活をしていたい?
・それに近づく手段を一つずつ整理してみてください


あなたのこれまでの経験は、
どんな場所でも、どんな形でも活かせます。

一人で悩まず、一歩ずつ。
きっと、あなたらしい道が見つかりますよ!

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